患者を支える仕事だからこそ

看護師が持っておきたいものの1つとして、奉仕する心が挙げられます。看護師はきつい仕事であり、血を見ることも少なくありません。ですが、そのような仕事であっても、奉仕する心を持っていれば働き続けることができるでしょう。
医療に携わる際に奉仕する心がなければ、仕事がより辛くなってしまうかもしれません。相手に何かしたいという気持ちがあれば、看護師に向いているといえます。

また、優しい心を持っていることも大切です。患者は心がささくれ立っていることも多く、頑固になっている場合があります。そのような時でも、言葉で心を開いてもらわなければいけません。そこで、優しい心が重要になってくるのです。
患者は理不尽なことを言うかもしれませんが、看護師は笑顔で対応することが求められます。加えて、看護師が暗い顔をしていると、患者も暗い表情になってしまうため、笑顔で患者に接することが大切なのです。
声を出して笑う必要はありませんが、難しい顔や暗い顔はなるべく避けた方が良いでしょう。常に明るい表情をしていると、患者は安心するものです。このように明るい表情を保つことができると、看護師として向いていると言っても過言ではありません。

その他に看護師としてポイントになるのが、冷静な判断力です。看護師が患者につられて冷静でなくなると、現場は混乱します。患者がどんな状態になっても、看護師は冷静でいることが必須です。
たとえ患者が強がっていても、傷の具合を冷静に判断して対処することが欠かせません。